私のところにオリジナルを作りたいお客様や、これからアイデア商品の販売を始めようと思っていらっしゃる業者様からたくさんのお電話をいただきます。自分の持ち物に彫刻ができるか否か、加工データーはどうやって作ればよいのかという質問です。そこで加工データの入稿方法と、当店が具体的にどのような方法で、どんな機械を使ってものづくりをしているのかをまとめてみました。
- 1.加工データの作成
- 簡単なものは見積書のみでOKです。テンプレートとフォントを選んでください。レーザー彫刻やオリジナルプリントはすべてパソコンで作成で作成したデジタルデーターを使用します。写真の場合はそのままデジタル写真を送っていただくか、印画紙の写真をスキャンしてパソコンに取り込んだものでも使えます。手書きの文字も同様です。イラストやフォントはイラストレータやコーレルドローでアウトライン化したものが望ましいですが、ない場合はスキャンしてメールで送ってください。(画像処理が複雑な場合、加工料金が発生する場合があります)また、緻密な寸法を出したい魚拓などは寸法を明記ください。
- 2.加工方法
- オーダーグッズを作る場合の加工方法は、彫刻(engraving>、切断(cutting)、印刷(printing)の三つに大きく分けられます。これらの加工はおもに機械を使って行いますが、彫刻でも印刷でも加工対象となる素材や形状、物性などにより複数の機械より加工に適したものを使います。さらに手作業で色入れや彫刻、曲げ加工などを行う場合もあります。そこで具体的な加工内容を機械別にまとめておきます。
- 3.機械設備と加工性能
- かたちを作る(彫刻・切断)
- 色を付ける(印刷)
- 仕上げをする
- 4.受注作業と加工準備
- 5.加工開始